第15回映画甲子園

2020年の映画甲子園は第15回記念大会です。
参加作品を早稲田大学国際会議場井深大記念ホールで上映することができないのがとても残念ですが、各校生徒の皆さんが学校の一斉休業、部活動の制限など新型コロナウィルス感染症対策の為の様々な弊害を乗り越え、映画制作の情熱と作品創作の為の創意工夫によって生み出された、コロナ禍の社会状況下ならではの映画の数々をご覧ください。
なお、参加作品には、非常事態宣言が発出された為に開催を中止した「第2回春の映画甲子園」参加作品を含んでいます。

今大会の作品部門は次のとおりです。部門名をクリックするとその部門にジャンプします。
「短編作品部門」  「ドキュメンタリー作品部門」  「自由作品部門」

2020年度・第15回映画甲子園出展全作品の「作品審査」(技術的評価)の結果発表はコチラのページでご確認ください。
評価の前提として、以下のポイントを特に重視しました。
 ◇観手を意識して作品づくりを行なっているか
  ※作品の意図(何を伝えたいか)を観る者に伝える工夫をしているか
 ◇映画作りを楽しんでいることが画面から伝わってくるか
 ◇一所懸命に作品と向き合っているか
その上で、
 1.企画力(高校生らしい作品に仕上がっているか)
 2.メッセージ性(時代性、先進性、独自性などが見られるか)
 3.シナリオ(ご都合主義に陥っていないか、矛盾はないか、伏線の処理はどうか)
 4.演出力(作品意図を伝える為の工夫がみられるか)
 5.演技力(上手、下手でなく照れずに懸命に取り組んでいるか)
 6.画面構成(人物の配置や画面に現れる風景や物への配慮が見られるか)
 7.カメラワーク(固定、移動、ズーム、パン、手持ち等を意識的に行っているか)
 8.音声/音楽(セリフがきちんと聞こえているか、効果音や音楽が適切に使われているか)
 9.編集(シーンのつなぎ、編集点を意識しているか、余計なシーンで冗漫になっていないか)
を各配点1点として、一定のレベルに達している作品に対して加点し、9点満点で評点しました。
また、特に優れた面を持つ作品については、アディショナルポイントを付与し「特選」としました。
参考までに各賞を数値化すると以下のようになります。
努力賞=2点以下 / 激励賞=4点以下 / 奨励賞=6点以下
佳作=7点 / 秀作=8点 / 準特選=9点 / 特選=10点

第15回映画甲子園の出展作品について、技術的な側面から評価する「作品審査」を終え、採点の結果により各作品を「特選」「準特選」「秀作」「佳作」「奨励賞」「激励賞」「努力賞」に振り分けました。
今大会は、新型コロナ感染症の影響で募集時期が遅くなり、これに伴い応募期間も短くなったこともあって例年より出展作品が少なくなりました。
しかしながら、「少数精鋭」の言葉どおり、応募作品の技術的水準は高く、高得点の作品に贈られる「秀作」「準特選」「特選」の受賞作品数は、例年に劣らないものとなりました。
このあと、技術的側面ではなく、「芸術性」「エンタテインメント性」という、所謂「映画性」を競い合うコンペティション審査を行ないます。進出作品は14作品。何れ劣らぬ映画作品ばかりです。
各作品は、コチラのページからご覧いただけます。是非ご覧ください。

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埼玉県立松山女子高等学校 放送部 制作作品
ジャンル:学園青春    作品時間:4分20秒
企画意図:放送部ではいつも次に撮る映像のことを考える時、案を出したりふざけ合いながら決めるのでこの女子高ならではの楽しい雰囲気を伝えたくて、この作品を制作しました。
ね ら い :放送部は何をやってるのかあまり知られていない部分も多く、こんな側面もあるということを知ってもらいたいのと、放送室の中は見たり入ったりする機会が少なく謎が多い空間だと思っています。なので、放送部に入った擬似体験をして欲しいです。
作品 PR:私はこの部活が好きです。部員も部室も。好きだからこそ悩み、衝突します。そんな青春の1シーンをカメラに収める気持ちで撮りました。演技が未熟な部分が多いですが、できるだけいつも通りを意識しました。

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愛媛県立松山南高等学校 放送部 制作作品(春)

ジャンル:学園     作品時間:1分35秒
企画意図:私たち放送部アナウンス班にとって「声」は命であり、悩みの種でもあります。ミキサー班として「声」と一生懸命向き合っているアナウンス班のメンバーに何かエールを送りたいと思い、「声」をテーマにした作品を制作することにしました。
ね ら い:「自分の声を届けたい。でも声が小さくて届かない。」 と悩む主人公がリクエストカードのメッセージによって励まされ、立ち直っていく姿を通して、声が持つ「想いを届ける力」を伝えたいと思いました。
作品PR:この作品を、全国の放送部員の皆さんへのエールとして見ていただければ幸いです。僕たちの「声」が、皆さんに届きますように!

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恵泉女学園高等学校(東京) 映像クラブ 制作作品(春)
ジャンル:ホラー     作品時間:4分10秒
企画意図:今までホラーというジャンルは避けがちだったので、挑戦してみたく、製作した。
ね ら い:はじめはあまり理解ができなくても、全てが終わってから、全てを理解して繋げることができたとき、ゾッとするような恐怖を感じて欲しい。
作品PR:自分が高校生の間に作る最後の作品だったので、自分が監督をする作品の中で最高のものを作りたいと思って作り上げた。

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恵泉女学園高等学校(東京) 映像クラブ 制作作品(春)
ジャンル:ミステリー     作品時間:5分
企画意図:ミステリーのジャンルを作ってみたかったので、製作しました。事件を解決しようとする人たちと犯人の視点に注目しました。
ね ら い :犯人の葛藤、部長の冷静さなど、それぞれの登場人物のキャラクターをていねいに表現した。
作品 PR :去年は好成績をとることができたので、今年もその賞を目指して頑張りました。

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清水国際高等学校(静岡) 映像研究部 制作作品(春)
ジャンル:青春     作品時間:2分30秒
企画意図:日々の高校生活の中で、進路に悩むことが多々あり、そんな時に部活で映画甲子園の存在を知り、自分の今していることを映像化して見返したときに、より多くの人からの提案などが参考になり、楽しく企画をしてきました。
ね ら い:高校二年生という進路に悩む時期は誰でも経験すると思い、この作品を作りました。進路は一人で悩むことではないので、周りの人からの支援を用いて自分の将来を築くことができたらいいなと思います。
作品 P R:作品の完成度がすべてではなく、映像の中で見る1人1人に多くの感想をもってもらいたいことと、同じように将来のことで悩んでいる人にこの作品の理解と人生への繋がりを発見していただきたいです。

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成城学園高等学校(東京)メディアアート部 制作作品
ジャンル:青春     作品時間:4分50秒
企画意図:
ね ら い:現実にも起こりうりそうな題材を⽤いて愛を伝えられないもどかしさや必ずしも⾃分が幸せになれるわけではないと⾔う⼈⽣の不条理を表現しました。
作品 P R:カメラワークで難解な⼈間関係や複雑な感情の変化をわかりやすく伝えられるよう⼼がけました。コロナによる休校で夏の撮影になってしまったので冬っぽいカラーグレーディングにも挑戦しました。

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法政大学第二高等学校(神奈川)映画研究部 制作作品
ジャンル:学園・ホラー     作品時間:4分50秒
企画意図:善意のあるものとして近年扱われているAI、またその学習能力は素晴らしい評価を得ているが、もしそのAIが人間の思わぬ言動を起こしたらどうなるのだろうか。人間による傲慢さとAIの恐ろしさの問題を提起した作品です。
ね ら い:AIと人間関係を題材にしました。物語が進むにつれてAIが感情を持つようになり、人間関係にどのような変化が起こるかに注目していただきたいと思います。
作品 P R:コロナ禍のため教室を中心とした撮影を行なったので、単調にならないように様々な工夫をしました!期間が限られている中、できる限りの挑戦をした作品なので是非見てください!!

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静岡県立科学技術高等学校 放送映像研究部 制作作品
ジャンル:コメディー     作品時間:3分35秒
企画意図:勉強の有用性を、高校生の視点からどうにか面白おかしく描けないかと考えたため。また、勉強の有用性という誰もが疑問を抱くテーマをどのような手法を用いれば描き出せるのかを模索したかったため。
ね ら い:作品を通して、勉強の有用性、苦手なものに立ち向かうことの重要性を説く。また、この制作を通して、撮影・執筆スキルを磨くとともに、チームワークの強化を図る。
作品 P R:勉強に意味がないと思っている学生が、その身に降りかかる厄災を通して勉強するようになる物語です。過去に出展した作品の手法を受け継ぎながら、私達にとって実験的な要素も含めました。ウイルス対策は万全にして撮影に臨みました。ぜひお楽しみください。

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正則学園高等学校(東京) 映画製作同好会 制作作品
ジャンル:ドキュメント+α     作品時間:3分
企画意図:どんな時代にもその時を象徴するものがある。それは音楽だろうと人々に希望もあたえる。そんな作品を映画として作りたかった。
ね ら い:作品をどう捉えるかは人それぞれだし、評価するのもその人の主観によるが、この作品を繰り返し見てできるだけ多くの捉え方をしてほしい。そのための短編だから。
作品 P R:我々は今年の6月に結成したばかりで、ついこの間ようやく1本目を完成させたばかりで時間がない中で、まともな機材のない中で、何とかこの作品を作ったのでぜひ“大切”に見ていただきたいです。

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正則学園高等学校(東京) 映画製作同好会 制作作品
ジャンル:アクション・ミステリアス     作品時間:4分55秒
企画意図:クリストファー・ノーランさんの作品を観て、自分でも似たような作品を作ろうと急に思い始めたので、創ろうと思いました。
ね ら い:細かいディテールズが映画のオープニングからエンディングまでつながることもありえることをいろんな人に観せたいです。
作品 P R:2回以上観ていただかないとおそらく内容を完全に理解することは難しいと思いますので、是非、役者の表情をみつつ、100%してくれたら喜びます。

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埼玉県立川越高等学校 放送部 制作作品
ジャンル:ドキュメンタリー    作品時間:14分25秒
企画意図:毎年制作している文化祭の入場門でしたが、コロナの影響で2020年の文化祭は中止になりました。あって当たり前だと思っていた入場門がない事の無念さから2019年度文化祭の入場門制作をありがたく思い、このドキュメンタリーを作ろうと思いました。
ね ら い :こんな大規模の入場門を生徒だけの力で作ることは全国的に見ても珍しい事です。でも作っているのはごく普通の生徒です。彼らの気持ちと門制作に携わった日々を全国の皆さんに見てほしいと思います。
作品 PR:夏休み中ほぼ毎日撮影に打ち込みました。撮影は大変でしたが、門を作っている彼らはもっと大変なはずですがなんか楽しそうでした。彼らの表情に私たちの撮影も元気をもらいました。こんな夏休みを過ごした高校生がいたことを皆にも覚えていてほしいと思いました。

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埼玉県立川越高等学校 放送部 制作作品
ジャンル:ドキュメンタリー     作品時間:17分20秒
企画意図:埼玉県民なら誰でも知っている銘茶「狭山茶」ですが、名前以外の狭山茶に関する知識がない人たちの多さにウンザリしていました。そこでお茶好きの私たちはこの際、狭山茶のドキュメンタリーを作る事にしました。
ね ら い :コロナ禍の中、休業や部活動停止期間があって、思うように撮影は進みませんでした。しかし個人で早朝に撮影に行くなどの機転により何とか作成する事が出来ました。でもお茶農家の人々はこんな中でも通常に仕事をされていることに驚きました。どの地区でも色々な工夫をすることによって狭山茶が支えられているところを見てほしいと思います。
作品 PR:私たちでさえ知らなかったことが多々ありました。それが分かったときの喜びはまさに取材の努力によるものです。部活動禁止中には顧問に山の撮影を頼みましたが、山の斜面を転げ落ち軽傷を負ってしまい大事なカメラを1つ壊してしまいました。もう作品を根性で仕上げるしかありませんでした。

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山村学園高等学校 オーディオビジュアル部 制作作品
ジャンル:ドキュメント     作品時間:9分30秒
企画意図:今年は「新型コロナウィルス感染症」の影響で、学校生活にもさまざまな影響が出ました。その中でも本校生徒会の努力は一目置かれるものでした。学校最大のイベントである「文化祭」をオンラインで視聴する企画への熱意を伝えたいです。
ね ら い:本校生徒会の努力と熱意。
作品 P R:「新型コロナウィルス感染症」は、学校生活にも大きな影響と変化をもたらしました。通常実施できなかった文化祭を何とかして別の形式で実施したいとの思いが「オンライン文化祭」です。その経緯や実現までの努力をごらんください。

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