CEDsからのお知らせ

WHAT'S NEW

第15回映画甲子園に関して

お知らせ

第15回映画甲子園で最優秀作品賞を受賞した茨城県立笠間高等学校の指導教諭の先生からお問い合わせを頂戴しました。
以下のような内容でした。

「映画甲子園 ご担当者様
お世話になっております。
笠間高等学校メディア芸術科の〇〇でございます。
以前お送りしたメールについて、内容御覧いただけましたでしょうか。
https://twitter.com/smn_start
こちらのツイッターで「ノーティス」が受賞になっている件についてご確認いただけたらと思います。
また、生徒から連絡があり、録音での講評を頂いた内容がおそらく「ノーティス」のものだろうという話を聞いたのですが、HP上で受賞をしたのは「フラジャイル・ハートな世界で」の方ではなかったでしょうか。
そちらの件についても併せてご確認いただけますでしょうか。
お忙しい中申し訳ございませんが何卒よろしくお願いいたします。

以下、前回お送りした内容です。
*   *   *
2021年2月5日(金) 8:53 〇〇
映画甲子園事務局 ××様
お世話になっております。
笠間高等学校メディア芸術科の〇〇です。
先日は映画甲子園の開催、誠におめでとうございました。
メールが誤って迷惑メールに分類されており、気づくのが遅くなってしまいました。
大変失礼致しました。
◇◇の作品の件でお伺いしたいことがあります。
映画甲子園の公式ツイッターで、◇◇の「ノーティス」が最優秀賞ということで紹介されておりましたが、おそらく受賞したのは「フラジャイル・ハートな世界で」の方だったかと思います。(賞状を頂いたのはフラジャイル・ハートの方でした)
こちらは誤って掲載されたものでしょうか?
それとも、新たに別の基準での審査等が行われたのでしょうか…?
昨日生徒が気づいて連絡をしてきたので、確認させていただけたらと思います。
お忙しい中恐縮ですが、よろしくお願いいたします。」

とても驚くと同時に、心から申し訳ございません。という気持ちが沸き起こって参りました。
真相は、第14回大会まで実行委員会のメンバーであった
特定非営利活動法人学校マルチメディアネットワーク支援センターという団体(以下SMN)の経営が不安定になり、11月初旬の第15回大会開催決定の時点においては「協力」という立場で関係して頂けることになっておりましたが、その後役員の変更があったようです。
SMNに対しては、「映画甲子園」という商標(第5599590号)は、2013年7月19日に、当会理事の大崎徹哉が取得しており、SMNとして「映画甲子園」という商標権を侵害する恐れの高い映画のコンクールの開催は控えるように伝えておりました。
ところが、上記のお問い合わせを頂き、当会が2020年11月~2021年1月18日の間開催した「第15回映画甲子園」と全く同じ名称、同じ回数の大会を2021年1月30日に、当会の要請を無視する形で実施したことを知りました。
回数については、2006年以来2019年まで14回にわたって、SMNが映画甲子園実行委員会に名を連ねていたことは紛れもない事実ですので、SMNとして15回目の映画コンクールを開催することに異議を唱えるつもりはありません。
しかし乍ら、「映画甲子園」という大会名称については、映画甲子園実行委員会が商標権者の大崎徹哉を中心として回を重ねてきた歴史的事実があります。昔のよしみだからと軽々に看過することはできません。

本日、お問い合わせを頂いた茨城県立笠間高等学校へは、大崎徹哉名で以下のとおり回答いたしました。

「平素より大変お世話になっております、映画甲子園実行委員会の大崎です。
過日、お電話で対応させて頂きました。第15回映画甲子園では、本当にお世話になりました。
改めまして、『フライジャイル・ハートな世界で』の最優秀作品賞受賞おめでとうございました。
その他の作品もどれも素晴らしい映画作品に仕上がっており、〇〇先生をはじめ、ご指導に当たられていらっしゃる先生方の精華だと大会関係者一同、心から敬服しております。
さて、第15回映画甲子園について、昨年度大会まで実行委員会に加わっておりましたNPO法人学校マルチメディアネットワーク支援センターがドメイン等を変えて「第15回SMN映画甲子園」という大会を行なった為に大変なご迷惑をおかけしてしまいました。
高校生の皆さんには、一切関りの無い「大人の事情」で混乱を惹起してしまいましたことは、誠に遺憾と存じます。
過去大会に関係した団体との調整不足から、作品を制作された◇◇さん、ご指導に当たられた○○先生はじめ貴校指導教諭の皆さまに対しまして、ご迷惑をお掛けし、また慶事に水を差してしまいましたこと、心から深く反省し、お詫び申しげます。
今後とも、今回の件に拘りませず、映画教育の振興にお力添えを賜れば幸いです。引き続きまして、何卒宜しくご協力、ご教導賜りますようお願い申し上げます。
映画甲子園実行委員会 事務局 大崎徹哉」

以上、第15回映画甲子園が分裂開催となりました経緯をご説明申し上げますとともに、両大会に参加された全ての出展者の生徒の皆さんと指導教諭の皆様に衷心より深くお詫び申し上げます。