第15回映画甲子園「作品審査」結果発表

指導講評

2020年。2回目の東京五輪が開催されるメモリアルイヤーとなる筈だった年。
映画甲子園は「第15回」のアニバーサリー、記念大会を早稲田大学国際会議場で盛大に挙行する予定でした…
COVIT19の世界的、歴史的流行。
人々の生活は制限され、経済活動は委縮しました。映画を含む芸術・エンタテインメントも…
そんな環境下にあっても、映画制作への情熱を失わずに様々な工夫を凝らして作品を生み出した高校生たち。第15回映画甲子園はその意味でも記念となる大会になりました。
スタッフ、演者が一つ所に集まって作ることが当たり前の映画制作、「3密」を避け「リモート」でしか撮影できない制約を「情報通信技術」を駆使して完成させた作品がありました。その創意と工夫に胸が熱くなりました。
今大会の作品の中で特徴的に見られたのは、「AI(人工知能)」「ヒューマノイド」との友情という、高校生ならではの視点で描かれた作品の多かったことでした。そして、そのいずれもが素晴らしい出来栄えだったことも記憶に残ることでしょう。
短編作品が多かったことも今大会の特徴でした。ここにも新型コロナ感染症の影響で十分な制作時間、活動が取れなった事が窺えましたが、短い作品時間の中に「序破急」「起承転結」が盛り込まれ、「密」度の濃い作品となっていました。
ドキュメンタリー作品は、出展数は少なかったものの、作品を作ろうと思い立った動機、撮影対象への迫り方と表現手法が素晴らしく、とても見ごたえのある映画になりました。
2021年1月7日、新学期を前にして再び「緊急事態宣言」が1都3県を対象に発出されました。感染症と人類との闘いは一筋縄では行かないようですが、第15回映画甲子園に出展された作品を見る限り、若人達の未来を創り出す潜在能力の高さを垣間見ることができ、未来への希望を感じ取ることができました。
困難な時代環境の中で「映画」を創った高校生諸君に対し、敬意と感謝、そして賛辞を惜しみなく贈ります。

最後に、作品評価に関して一言。
この評価は、現時点の各作品に対する、主に技術面の評価です。
悲嘆する事も、慢心する事も望みません。成長を続ける高校生諸君のマイルストーンとして、これからの作品づくりに活かしてほしいと願います。

第15回映画甲子園 作品審査 審査結果は以下の賞をクリックしてご確認ください。
※賞状は2021年1月12日(火)に各校に到着するよう郵送手配いたしました。
 新学期の開始に間に合わせることができず、大変申し訳ございませんでした。

「努力賞」 「激励賞」 「奨励賞」 「佳 作」 「秀 作」 「準特選」 「特 選」