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第16回映画甲子園 最終審査ノミネート
「人間の最後の資源はイマジネーションである」
-J.G.バラード(SF作家)
ある物語を想像する。あるいはある場面(映像)を想像する。その想像は人に夢や希望を与えるものであるかもしれないし、人を笑わせたり涙させたりするものかもしれない。
2005年アメリカ合衆国カリフォルニア州サンブルーノでチャド・ハーリー、スティーブ・チェン、ジョード・カリムという3人の若者がYouTubeを創立したその翌年、2006年に始まった映画甲子園には1200本を超える本当に数多くの「高校生映画」が出展されてきました。そして、そのいずれもが高校生の「想像」を映画作品として、想像した高校生自らが「創造」したものでした。
以来15年が経過し、
石井那王貴
、
伊藤峻太
、
内田清輝
、
奥山由之
、
田中博巳
、
二宮健
、
森岡龍
等々きら星の如く多くの若き才能が世に出る契機となったのがこの映画甲子園です。
16回目となった今年度は、出展作こそ少なかったものの、全体のレベルはたいへんに高く、将来が楽しみな新しい才能に出逢うことになりました。ここに紹介する作品もそんな愛おしい作品達です。
『 開けてはいけない。』
鎌倉学園高等学校(神奈川) 映画研究同好会
『リアルスクール』
立教新座高等学校(埼玉)映画研究会
『
恋愛ダービー
』
箕面自由学園高等学校(大阪)放送部
『
大切な人
』
東北高等学校(宮城)映画部
『
アングレイデイズ
』
鳥取県立八頭高等学校 放送部
何れの作品も将来が楽しみな愛おしい映画作品たちです。
第16回映画甲子園最終審査ノミネート、本当におめでとうございます‼
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